皆さん、こんにちは。
キュー・アンド・シーの松岡です。
従業員教育第2回目、今回は「話し方」です。
いくら、たくさんのコミュニケーションを取ろうと思っても、乱暴な言い方であったり、心のない言葉であったりすると、いずれ耳を傾けてくれなくなります。
そういったことが無いために、意識をしなければならないポイントを今回お話いたします。
話し方(やってはいけないこと)
話し方しだいでその人の第一印象がほぼ決まってしまいます。
一度定着した印象はなかなか払拭することはできません。
決してやってはいけないことは「命令口調」と「暴言」です。
命令口調、「お前」など名前を使わず呼称で呼ぶ人、暴言などはいわゆる「言葉」による自分の地位を誇示する表れなのです(権威主義的といいます)。
そんなことで地位を誇示しても、尊敬など生まれるはずがないです。
ましてや聞いている当の本人や第三者は決して気持ちよくありません。
その人には名前がしっかりとあるので「〇〇さん」「〇〇くん」と呼び、何か頼む時は命令口調ではなく、少し申し訳なさそうに、または「です・ます体」を交えるのも良いです。
暴言に関してはもってのほかです。罵詈雑言を浴びせる行為はハラスメントに該当するので絶対にやめましょう。
「単なる言葉」を利用して人を動かすのではなく、節度を持った「心の言葉」で人を導きましょう。
話し方(コツ)
私が物事を教える際に気を付けていることが3点あるのでご紹介します。
声を「ワントーン」高くし、語尾に「ね」をつけ、聞くときは「うん」と頷きましょう。
この、「ワントーン」「ね」「うん」の3ポイントです。
声を比較的高くすることにより、やさしい印象を受け、かつ聞き取りやすい声で会話ができます。科学的にも人間が聞いていて気持ちの良い音程というのが「ソ」と「ラ」と言われています(440Hzあたり)。
電話をする際、ワントーン高くなることが多いと思います。あのイメージです。
その音程を目指さずとも、地声からワントーン高くして話してみましょう。
また、語尾に「ね」を付けることで柔らかさが強調され、優しい印象を感じ取れます。
ただ、目上の人が集まるシーンでは「ね」ではなく、「です・ます体」に切り替える必要があるので注意です。
さらに、話を聞くときは無言でいるのではなく相槌の「うん」を入れましょう。
無言でいると高圧的に見え、話したいことも話せなくなり、業務に支障がでる可能性があります。
そもそも、話を聞いているのかどうかも怪しいので、そこから人間不信にも繋がりますよね。
今回は「話し方」について触れました。
やはりどれをとっても「相手から見てどう思われるか」が念頭に来るかと思います。
自身の評価は自分で決めるものではなく、他人が決めるものです。
一度振り返ってみて、思い当たる節がありましたら改善していきましょう。
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